制作会社選びの7つのチェックポイント まとめ
- 自社業種の制作実績があるか
- 制作物の著作権・所有権が発注者に帰属するか
- 公開後の保守・サポート体制があるか
- SEO対策・アクセス解析設定が含まれているか
- 見積もりの内訳が明確かどうか
- 担当者・会社の対応品質
- 外注比率と実際の担当者の確認
金額だけでなく、この7点を確認してから発注することで、制作後の後悔を大幅に減らせます。
ホームページ制作会社を選ぶ前に知っておくべきこと
「制作会社に依頼したけど、思っていたものと全然違った」「公開後にサポートしてもらえなくなった」——ホームページ制作での失敗談は後を絶ちません。その多くは、発注前の確認不足によるものです。
制作会社を選ぶ際、金額だけを見て決めてしまうと高い確率で後悔します。なぜなら、見積もり金額には「何が含まれていて何が含まれていないか」が明記されていないケースが多いからです。
このガイドでは、ホームページ制作会社を選ぶ際の7つのチェックポイントと、よくある失敗パターンを解説します。費用相場についてはホームページ制作の費用相場ガイドも合わせてご覧ください。
このガイドでわかること
- 制作会社の4つのタイプと特徴
- 失敗しないための7つのチェックポイント
- 見積もり比較の具体的なコツ
- よくある失敗パターンと対策
制作会社の4つのタイプ
一口に「Web制作会社」といっても、規模や得意分野によって4つのタイプに分けられます。自社のニーズに合ったタイプを選ぶことが、費用対効果を高める第一歩です。
| タイプ | 規模感 | 費用目安 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 大手Web制作会社 | 従業員50名以上 | 200万円〜 | 大企業・ブランディング重視・多言語対応 |
| 中堅Web制作会社 | 従業員10〜50名 | 50〜200万円 | 中小企業・一定の品質を求める場合 |
| 小規模制作会社 | 従業員1〜10名 | 20〜80万円 | スタートアップ・地域密着型ビジネス |
| フリーランス | 個人 | 10〜80万円 | 小規模サイト・予算重視・特定スキル重視 |
7つのチェックポイント
チェック1: 自社業種の制作実績があるか
制作会社のポートフォリオで、自社と同じ業種・規模の実績を確認してください。業種特有のノウハウがある会社は、一般的な制作会社より優れた提案ができます。実績ページで業種・制作規模・URLを確認し、実際にサイトを閲覧して品質を判断しましょう。
チェック2: 制作物の著作権・所有権がどちらにあるか
完成したWebサイトのデータ(デザインデータ、ソースコード等)が「発注者の所有物」になるのか「制作会社の所有物」になるのかを必ず契約書で確認してください。所有権が制作会社にある場合、将来別の会社に保守を依頼できない、サイトを改修できないなどの問題が起きます。「納品物の著作権は発注者に帰属する」という文言が契約書にあるかチェックしてください。
チェック3: 公開後の保守・サポート体制があるか
サイト公開後に発生するトラブル(サーバーダウン、フォーム不具合、セキュリティ問題等)への対応体制を確認してください。月次保守プランはあるか(相場:月2〜5万円)、緊急時の対応時間はどのくらいか、保守契約なしでも単発対応してもらえるかを確認しましょう。
チェック4: SEO対策・アクセス解析設定が含まれているか
「見た目はきれいだけど検索で全く見つからない」——よくある失敗パターンです。基本的なSEO対策(メタタグ、構造化データ、サイトマップ)とGA4・Search Consoleの設定が初期費用に含まれているかを確認してください。含まれていない場合は、別途10〜30万円の追加費用が発生することがあります。
チェック5: 見積もりの内訳が明確かどうか
「一式〇〇万円」という見積もりには注意が必要です。何にいくらかかるのか内訳が不明だと、後から追加費用が発生しやすくなります。デザイン費(ページ数・修正回数の上限)、実装費(対応ブラウザ・デバイス)、コンテンツ入力作業、サーバー・ドメイン費用、テスト・研修が含まれるかを確認してください。
チェック6: 担当者・会社の対応品質
問い合わせから見積もり提出までのスピードと丁寧さは、制作中の対応を予測するバロメーターです。問い合わせ後24時間以内に返信があるか、要件を丁寧にヒアリングしてくれるか、こちらの業種・目的を理解した提案があるかを確認しましょう。
チェック7: 外注比率と実際の担当者
「自社制作」と謳いながら、デザインも開発も全て外注している会社があります。完全外注の場合、コミュニケーションロスによる品質低下や、トラブル時の責任所在が不明確になるリスクがあります。「社内にデザイナーとエンジニアが在籍しているか」を直接確認してください。
見積もり比較のコツ
3〜5社から見積もりを取る際は、同じ条件で比較することが重要です。見積もり依頼時には「制作するサイトの目的」「必要なページ数と各ページの概要」「必要な機能」「ターゲットユーザー」「希望する公開時期」「予算の上限」「参考にしたいWebサイトのURL」を伝えましょう。
| 比較観点 | 確認ポイント |
|---|---|
| 費用の総額と内訳 | 初期費用+年間コスト(ドメイン・サーバー・保守)で比較 |
| 制作期間 | 公開希望日に間に合うか、マイルストーンが明確か |
| 含まれるサービス範囲 | SEO対策、GA4設定、操作説明が含まれるか |
| 修正回数・変更ルール | 公開前の修正は何回まで無料か |
| 保守・サポート | 公開後のトラブル対応体制と費用 |
格安見積もりには「なぜ安いか」を必ず確認する
相場より極端に安い(例:企業サイトで10万円以下)場合は、テンプレートのみでの制作、保守費用別途、著作権が制作会社側など、何かが省略されているはずです。安い理由を明確にした上で判断してください。
よくある失敗パターンと対策
失敗1: リース契約の罠
「初期費用0円でWebサイトを作ります」という契約で多いのが、5〜7年のリース契約です。月額5万円 × 60ヶ月 = 300万円になることも。普通に制作会社に依頼すれば50〜100万円で作れるサイトです。「初期費用0円」には必ず裏があります。費用相場の詳細はホームページ制作の費用相場ガイドを参照してください。
失敗2: 公開後に連絡が取れなくなる
フリーランスや小規模制作会社に多いパターンです。公開直後は対応してくれても、数ヶ月後に連絡が取れなくなるケースがあります。保守サポートの継続性を確認し、複数の連絡先を確保しておきましょう。
失敗3: 追加費用が青天井になる
「〇ページ修正します」「この機能も追加できます」と言いながら、都度追加費用を請求される場合があります。修正回数・変更対応の範囲を事前に書面で確定させることが重要です。
失敗4: 検索で見つからないサイトができる
見た目は美しいが、Googleに全くインデックスされない——SEO設計が欠如した制作会社に依頼すると起きます。SEO基本対策が含まれているかを必ず確認してください。
注意:CMS操作の引き渡しがない会社は避ける
公開後に自分でコンテンツを更新できないサイトは、毎回制作会社への依頼が必要になります。「テキストを1行変えるのに1万円」という状況は珍しくありません。WordPressや独自CMSの操作説明が含まれているかを必ず確認してください。
ホームページ制作の全体像・技術選定・費用・成功のポイントは「ホームページ制作完全ガイド2026」で網羅的に解説しています。
FUNBREWへのご相談
FUNBREWでは、「プロトタイプを先に作って確認する」進め方を採用しています。実際に動くサイトのイメージを確認してから本制作に入るため、「思っていたものと違う」というリスクを大幅に減らせます。費用の透明性を重視しており、見積もり内訳を詳細に提示します。お気軽にご相談ください。
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