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活用事例

【2026年版】中小企業向けMAツール比較10選|月額費用・機能・導入事例で選ぶ

2026年3月28日 約7分で読めます
この記事でわかること
  • 中小企業におすすめのMAツール10選の費用・機能比較
  • 自社に合ったMAツールの選定基準5つ
  • 従業員規模別のおすすめツール
  • MAツール導入の費用目安と期間

マーケティングオートメーション(MA)ツールの導入を検討しているものの、「どのツールが自社に合うのかわからない」とお悩みの中小企業担当者は多いのではないでしょうか。本記事では、2026年時点で中小企業におすすめのMAツール10選を、月額費用・主要機能・導入事例の観点から徹底比較します。

MAツールの導入メリットや判断基準については、中小企業向けMA導入ガイドで詳しく解説していますので、「そもそもMAを導入すべきか」を検討中の方はあわせてご覧ください。

MAツール比較表:月額費用・主要機能一覧

まず、今回紹介する10ツールの概要を比較表で確認しましょう。

※ 費用は2026年3月時点の公開情報に基づく目安です。プランや契約条件により変動するため、詳細は各公式サイトをご確認ください。

ツール名 月額費用(税抜目安) 初期費用 おすすめ企業規模 特徴
HubSpot 無料〜月額96,000円 なし 10〜500名 CRM無料。UIが直感的で導入ハードルが低い
Account Engagement(旧Pardot) 月額150,000円〜 なし 50〜1,000名 Salesforce連携に強み。BtoB向け
Marketo Engage 月額200,000円〜 別途見積 100名〜 大規模施策に対応。拡張性が高い
SATORI 月額148,000円〜 300,000円 30〜500名 匿名リード追跡が可能。国産ツール
BowNow 無料〜月額36,000円 なし 1〜100名 無料プランあり。小規模企業に最適
List Finder 月額39,800円〜 100,000円 30〜300名 BtoB特化。操作がシンプルで導入しやすい
Kairos3 月額15,000円〜 10,000円 10〜200名 SFA一体型。営業とマーケの連携がスムーズ
b→dash 月額300,000円〜 別途見積 100〜1,000名 CDP内蔵。データ統合に強み
SHANON MARKETING PLATFORM 月額100,000円〜 別途見積 50〜500名 イベント・セミナー管理に強い国産ツール
Zoho CRM Plus 月額6,840円/ユーザー なし 10〜300名 コスパ抜群。CRM+MA+SFAのオールインワン

中小企業がMAツールを選ぶ5つの基準

ツール選定で失敗しないために、以下の5つの観点で比較することをおすすめします。

1. 月額費用と総コスト

ライセンス費用だけでなく、初期導入費用・トレーニング費用・カスタマイズ費用を含めた総コストで比較しましょう。無料プランがあるHubSpotやBowNowは、スモールスタートに適しています。

2. 自社の業種・商材との相性

BtoB商材ならAccount EngagementやList Finder、BtoC商材ならb→dashやHubSpotなど、ターゲット業種に強いツールを選ぶことで活用の幅が広がります。

3. 既存ツールとの連携

すでにSalesforceを使っているならAccount Engagement、Google Workspaceが中心ならHubSpot、というように既存の業務ツールとの連携性は重要な判断材料です。

4. 運用に必要な人員とスキル

高機能なMarketo Engageやb→dashは専任担当者が必要です。一方、BowNowやKairos3はマーケティング兼任の担当者1名でも運用可能な設計です。自社のリソースに合ったツールを選びましょう。

5. サポート体制と日本語対応

国産ツール(SATORI、BowNow、List Finder、Kairos3、SHANON)は日本語サポートが充実しています。海外ツールも日本法人があるものは手厚いサポートを受けられますが、ドキュメントの日本語化状況は確認しておきましょう。

各ツールの詳細解説

HubSpot ― 無料CRMから始められるオールインワン

世界で最も利用されているMAツールの一つ。無料のCRMを核に、マーケティング・セールス・カスタマーサービスを統合できます。中小企業にとっての最大の魅力は、無料プランから始めて段階的に機能を拡張できる点です。メール配信、フォーム作成、ランディングページ作成など基本機能が無料で使えます。

Account Engagement(旧Pardot) ― Salesforce連携のBtoB定番

Salesforce社が提供するBtoB向けMAツール。Salesforce CRMとのネイティブ連携が最大の強みで、営業とマーケティングのデータをシームレスに共有できます。リードスコアリングやグレーディング機能が充実しており、商談化率の向上に貢献します。

Marketo Engage ― エンタープライズ級の拡張性

Adobe社が提供する高機能MAツール。大規模なリードナーチャリングや複雑なキャンペーン管理に対応できます。従業員100名以上で本格的なMA運用を目指す企業に適していますが、導入・運用コストは高めです。

SATORI ― 匿名リードにもアプローチできる国産MA

SATORI株式会社が提供する国産MAツール。実名化していない匿名リード(Webサイト訪問者)にもアプローチできるユニークな機能が特徴。フォーム送信前の訪問者行動を可視化し、ポップアップやプッシュ通知でコンバージョンを促進します。日本語サポートが充実しており、国内企業の導入事例が豊富です。

BowNow ― 無料から始められる国産MA

Mtame株式会社が提供する国産MAツール。完全無料のフリープランがあり、中小企業のMA入門に最適です。「使いきれない高機能」より「必要十分な機能をシンプルに」というコンセプトで、マーケティング専任担当者がいない企業でも運用できます。

List Finder ― BtoB企業の新規開拓を支援

株式会社Innovation & Co.が提供するBtoB特化の国産MAツール。企業データベースと連携した企業アクセス解析が強みで、Webサイトに訪問した企業名を特定できます。操作画面がシンプルで、MA初心者でも使いやすい設計です。

Kairos3 ― SFA一体型で営業連携がスムーズ

カイロスマーケティング株式会社が提供するMA+SFA一体型ツール。月額15,000円からと中小企業に優しい価格設定でありながら、メール配信・フォーム作成・スコアリング・SFAまでカバーしています。営業とマーケティングの情報共有がツール内で完結します。

b→dash ― データ統合に強いオールインワンツール

株式会社データXが提供するデータマーケティングプラットフォーム。CDP(顧客データ基盤)を内蔵しており、社内に散在するデータを統合して施策に活用できます。費用は高めですが、データ活用に本格的に取り組みたい中堅企業に適しています。

SHANON MARKETING PLATFORM ― イベント・セミナー管理に強い

株式会社シャノンが提供する国産MAツール。イベント・セミナー・展示会の管理機能が他社より充実しています。オフラインイベントを多数開催する企業にとって、参加者管理からフォローアップまでを一元化できる点が大きなメリットです。

Zoho CRM Plus ― コスパ最強のオールインワン

Zoho社が提供するCRM+MA+SFAのオールインワンスイート。1ユーザーあたり月額6,840円と圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。MA機能(Zoho Marketing Automation)に加え、CRM・SFA・ヘルプデスク・SNS管理など8つのツールが統合されています。

従業員規模別おすすめMAツール

従業員10〜50名の企業

まずはコストを抑えてMA運用を始めたいフェーズです。BowNow(無料プラン)、HubSpot(無料CRM+Starter)、Kairos3がおすすめ。専任担当者を置かなくても運用できるシンプルさが重要です。

従業員50〜150名の企業

マーケティング担当者が1〜2名いる段階。List Finder、SATORI、Zoho CRM Plusのように、中程度の機能と適正な価格帯のツールが適しています。

従業員150〜300名の企業

マーケティングチームが組成され、本格運用を目指すフェーズ。HubSpot Professional、Account Engagement、SHANONなど、高度なセグメンテーションやスコアリング機能を持つツールを検討しましょう。

MA導入を成功させるために

ツール選定は重要ですが、MAは導入しただけでは成果が出ません。コンテンツの設計、スコアリングルールの策定、営業部門との連携体制など、運用面の準備が成功のカギを握ります。

FUNBREWでは、MAツールの選定相談からシステム連携開発、運用支援まで一貫してサポートしています。「自社に合うMAツールがわからない」「導入したが活用できていない」といったお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください

また、FUNBREWのシステム開発サービスでは、MAツールと既存の業務システムとの連携開発にも対応しています。AI支援サービスと組み合わせることで、リードスコアリングの精度向上や予測分析の導入も可能です。

MA導入コンサルタントからひとこと
「中小企業のMA導入で最も多い失敗パターンは、高機能なツールを選んで使いこなせないケースです。まずは無料プランやBowNowのような低コストツールで小さく始め、リード数が増えてきたらステップアップするのが賢い選択です。ツール選びよりも、運用体制の構築に時間をかけてください。」
よくある質問
中小企業がMAツールを導入する際の費用の目安は?
無料プラン(HubSpot、BowNow)から月額15万円程度まで幅広い選択肢があります。従業員50〜100名規模の中小企業であれば、月額3〜10万円程度のツールを選ぶケースが多いです。初期費用が無料のツールも増えているため、まずは無料プランやトライアルで試すことをおすすめします。
MAツールの導入にどのくらいの期間がかかる?
シンプルなツール(BowNow、Kairos3など)は最短1〜2週間で運用を開始できます。Account EngagementやMarketo Engageのような高機能ツールは、設計・設定・テストを含めて2〜3ヶ月程度を見込むと良いでしょう。既存CRMとの連携やデータ移行が必要な場合はさらに期間が延びることがあります。
MAツールとCRMの違いは何?
CRM(顧客関係管理)は既存顧客との関係維持を目的としたツールで、MAは見込み客の獲得・育成を自動化するツールです。最近はHubSpotやZoho CRM Plusのように、CRMとMAが統合されたオールインワン型のツールも増えています。
社内にマーケティング専任者がいなくてもMAツールは使える?
BowNowやKairos3のようなシンプルなツールであれば、営業担当者やWebサイト管理者が兼任で運用することも可能です。ただし、継続的な成果を出すためには、コンテンツ制作やデータ分析にリソースを割ける体制を整えることが重要です。
MAツールを導入したが成果が出ない場合はどうすればいい?
まずはリードの獲得導線(コンテンツやフォーム)、スコアリングルール、営業への引き渡しフローを見直しましょう。ツールの機能を使いこなせていない場合は、ベンダーのサポートや外部パートナーの活用も有効です。FUNBREWでは、MAツールの活用支援や業務システムとの連携開発をサポートしています。

MAツール導入・活用でお悩みですか?

FUNBREWでは、MAツールの選定から既存システムとの連携開発まで一貫してサポートしています。

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