なぜ、SESの面談ではエンジニアの能力を見ないのか?

ファンブリューの金井です。

SESの会社に就職すると、まずは自分のスキルシートを埋めることを会社側から伝えられるかと思います。

業界未経験の方へ書いておくと、スキルシートとは開発のプロジェクト(現場)メンバーになるための履歴書のようなものです。

このスキルシートで能力がマッチしないと、エンジニアとして現場で仕事をすることができません。

新人時代に、スキルシートで何度も足切りにあった苦い思い出のあるエンジニアは多いでしょう。

さて、スキルシートですが、今までの経歴などからエンジニアの能力について確認しています。

ではその後にある面談では、一体エンジニアの何を見ているのだと思いますか?

今回は「なぜ、SESの面談ではエンジニアの能力を見ないのか?」というテーマで書いてみます。

目次

EQと呼ばれるようなものが非常に大事

ITの仕事というと、一日中パソコンの画面に向かってキーボードを打ち込むような想像をするかもしれません。

事実、そういった一面も大きくあるのですが、実は対人関係も非常に大事な仕事であったりします。

話は変わりますが、現在ではコミュニケーションを取るのに、従来からある

  • 対面
  • 電話
  • メール

に加え、

  • Slack
  • Teams

のようなチャットツールも一般的になってきました。

こういったツールでは「お疲れ様です」や「お世話になります」と言った挨拶を省くので、文章の書き方によってはぶっきらぼうに見えたりします

ここで1つ例をあげてみます。

ある会社の上司が

「〇〇さん、xxの件で調べておいていただけますか。」

と依頼したとします。

それに対して

「わかりました」

と書くだけだと、依頼した側としては、

  • 本当に大丈夫だろうか?
  • 実はかなり忙しくて対応したくないんじゃないだろうか

とか思ってしまう人もいます。

これは回答に感情が感じられないからです。

もしこれが自社内の人間であれば

「xxさんは無駄を省く人だから、対面で話すとそんな感じはしないよ」

とか、すぐにわかるものですが、逆にお客さんへの対応だと、そう言った事情を知らずに印象が悪くなることがあります。

さて、この例では返事の書き方1つで印象が悪くなってしまうという話でした。

SESの面談で見ているのは、そういった人との対応の仕方・関わり方を見ている節があります

すぐに終わる面談には注意

ところで、面談というのは短ければ15分ぐらいで終わることもあります。

理由は様々ですが、

  • プロジェクトの担当者が忙しい
  • 候補者が多くてスケジュールが詰まってる
  • 話が盛り上がらない

などがあります。

1つ目、2つ目はある程度仕方ないとはいえ、3つ目のケースは印象が良くない可能性があります。

話が盛り上がらないというのは別に、

  • 笑えるような話があった
  • 朗らかに話せた

とかそういったことはでありません。

話すことがなくなったから早めに切り上げた

という場合がほとんでしょう。

つまり、

  • コミュニケーションがうまく取れない
  • 質問以上の答えが得られなくて中身が薄い(詳細が分からず判断できない、だから選べない)

と取られた可能性があります。

せっかくスキルシートで面談まで行けたのに、面談での印象が良くなくて現場に入れないというのはもったいないことです。

現場の担当者がどのように見て考えているか、面談をする側になって考えてみるといいかもしれません。

1つおすすめの問いかけとして

この人と一緒に働きたいか

で考えてみてください。

面談でメッキを剥がし、ギャップを見る

SESの現場に入るにはまず、

  • スキルシートを提出し、
  • 能力がマッチしていたら面談をして、

最終決定するという流れになっています。

当たり前ですが、第一関門としてスキルシートがあります。

つまり、面談ではスキルシートの内容を盛りすぎてないか確認するというチェックの意味があります。

新人エンジニアで、スキルを良く見せるのは誰もがやっていることです。

それを理解した上で、プロジェクトの担当者は候補者の面談をしています。

では、この暗黙の了解の中で面談の担当者は何を見ているのか。

それはスキルシートと本人のギャップを見ています

スキルシートに書いてある内容は嘘ではないにしても、

どこまで自分の言葉で語れるのか(SES営業が編集していることもあるので)

ギャップは絶対にあるとしても、

本人のやる気なども含めてどこまで成長が期待できるのか

ポテンシャルの側面を見ていることも多いです。

なので、

「面談の人に色々質問されて答えられなかった」

と思っていても、面談した人からは

「受け答えを真面目にしている姿が好印象だった」

という評価をもらえることもあります。

新人エンジニアはメッキを剥がされてから勝負だと考えましょう。

最後に

初めてSESの会社に入って面談をするときはかなり緊張します。

エンジニアという職業上、能力がマッチしているかを見られるのは当然です。

しかし、面談ではどちらかというと、その人の佇まいや雰囲気など、その人自身が見られていると考えましょう。

面談の機会があるということは、スキルシートで能力的にはクリアしていると思われています。

新人の方は、エンジニアのスキル的な側面だけでなく、受け答えや積極性なども含めて自身をアピールしてみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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金井 泰樹のアバター 金井 泰樹 FUNBREW代表

FUNBREWの代表。
新卒からIT系の企業に勤め、SES、スマホアプリ開発、自社開発の会社で経験を積んで独立。
新卒時代にエンジニアとしてのキャリアを積むのに失敗し、その後に苦労した経験から、現在教育事業の立ち上げを準備中。
強みはウェブシステム開発全般と迅速なレスポンスです。

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