記事一覧に戻る
AI・DX

テレワーク導入に必要なシステムと費用|中小企業の完全ガイド

2026年3月8日 約4分で読めます
この記事でわかること
  • テレワーク導入に必要なシステム・ツールの全体像
  • 従業員規模別の導入費用シミュレーション
  • テレワーク関連の補助金・助成金情報
  • 導入で失敗しないための5つのステップ
  • 導入後によくある課題と解決策

テレワーク導入に必要なシステム一覧

必須システム

  • ノートPC — 持ち帰り可能な業務用PCの支給
  • Web会議ツール — Zoom / Teams / Google Meet(詳しい比較はZoom vs Teams vs Meet比較記事をご覧ください)
  • ビジネスチャット — Slack / Teams / Chatwork
  • クラウドストレージ — Google Drive / OneDrive / Dropbox
  • VPN — 社内システムへの安全なリモートアクセス

推奨システム

  • クラウド勤怠管理 — KING OF TIME / ジョブカン / freee人事労務
  • 電子契約 — クラウドサイン / freeeサイン
  • 経費精算 — マネーフォワード経費 / 楽楽精算

オプション

  • 仮想デスクトップ(VDI) — データを端末に残さない高セキュリティ環境
  • MDM — モバイルデバイス管理(端末の紛失対策)
  • クラウドPBX — 会社の電話番号をスマホで発着信
💬
「全部揃えてから始めよう」と考えると、いつまでも導入できません。まずは必須システムだけで始めて、運用しながら推奨・オプションを追加していくのが現実的です。完璧を目指さず、70点で始めましょう。

リモートワーク環境の全体像については、リモートワーク環境構築ガイドをご覧ください。

従業員規模別の費用シミュレーション

5名規模

項目 月額費用
Google Workspace(680円×5名) 3,400円
Slack Free 0円
クラウドVPN 3,000円
合計 約6,400円/月

初期費用: ノートPC 40万円(8万円×5台)

20名規模

項目 月額費用
Microsoft 365 Business Basic(750円×20名) 15,000円
Chatwork ビジネス(700円×20名) 14,000円
KING OF TIME(300円×20名) 6,000円
クラウドVPN 10,000円
合計 約45,000円/月

初期費用: ノートPC 160万円(8万円×20台)

50名規模

項目 月額費用
Microsoft 365 Business Standard(1,560円×50名) 78,000円
Slack Pro(925円×50名) 46,250円
KING OF TIME(300円×50名) 15,000円
クラウドVPN + MDM 30,000円
合計 約169,250円/月

初期費用: ノートPC 500万円 + 環境構築 50〜100万円

テレワーク関連の補助金・助成金

IT導入補助金

  • クラウドツール・セキュリティ製品の導入が対象
  • 補助率: 1/2〜3/4
  • 補助額: 最大450万円

働き方改革推進支援助成金(テレワークコース)

  • テレワーク用通信機器の導入、就業規則の整備が対象
  • 上限: 最大300万円

各自治体の補助金

  • 東京都「テレワーク促進助成金」等、自治体独自の制度もあり

補助金の詳細については、デジタル化・AI導入補助金ガイドもご覧ください。

導入の5ステップ

Step 1:対象業務と対象者の決定

全社一斉ではなく、テレワーク可能な業務・部署から。デスクワーク中心の部署を優先。

Step 2:ツールの選定とトライアル

無料プランやトライアル期間で2〜4週間テスト。社員のフィードバックを収集。

Step 3:セキュリティ環境の整備

VPN・MFA・端末管理の設定。セキュリティの詳細はリモートワークのセキュリティ対策記事をご覧ください。

Step 4:就業規則・ルールの整備

  • テレワーク勤務規程の策定
  • 勤怠報告・コミュニケーション・情報管理のルール
  • 通信費・光熱費の補助ルール

Step 5:段階的な展開

一部部署で1〜2ヶ月試行 → 課題改善 → 全社展開。

💬
テレワーク導入でよくある失敗は「ツールだけ入れてルールを作らない」パターンです。勤怠管理・コミュニケーション・情報セキュリティのルールを明文化しないと、社員が戸惑い生産性が下がります。ツール選定と同じくらいルール整備に時間をかけてください。

導入後によくある課題と解決策

課題①:コミュニケーション不足

→ 定例朝会(15分)、雑談チャンネル、月1回の対面日。

課題②:勤務時間の管理が曖昧

→ クラウド勤怠システム導入。「成果」で評価する文化への転換。

課題③:情報漏洩の不安

→ VPN・MFA・MDMの導入。セキュリティ教育の定期実施。

課題④:社員の孤立感

→ 1on1ミーティングの定期実施。出社と在宅のハイブリッド勤務。

まとめ

  • テレワークの必須システムはWeb会議・チャット・クラウド・VPNの4つ
  • 5名なら月額6,400円〜、20名なら45,000円〜で導入可能
  • IT導入補助金や働き方改革助成金でコストを抑えられる
  • ツール導入と並行して就業規則・運用ルールの整備を
  • 全社一斉ではなく段階的に展開

テレワーク導入でお悩みの方は、お問い合わせからお気軽にご相談ください。FUNBREWでは、ツール選定からセキュリティ設計、社内システム構築まで対応しています。

よくある質問
テレワーク導入に必要なシステムと費用の費用はどのくらいですか?
規模や機能によりますが、50〜100万円程度が目安です。詳細な費用は要件によって大きく変わるため、具体的な見積もりについてはお問い合わせください。
費用を抑えるコツはありますか?
優先度の高い機能から段階的に開発する方法が効果的です。MVP(最小限の機能を持つ製品)を最初にリリースし、ユーザーの反応を見ながら機能を追加していくことで、無駄な開発コストを削減できます。
見積もりの比較で注意すべき点は?
金額だけでなく、含まれる作業範囲(要件定義・テスト・保守など)を確認することが重要です。安い見積もりには必要な工程が含まれていない場合があります。複数社から見積もりを取る際は、同じ前提条件で比較しましょう。

テレワーク導入、何から始めれば?

必要なシステムと費用を整理して、段階的な導入プランをご提案します。

この記事をシェア

テレワーク導入のご相談はFUNBREWへ

ツール選定・セキュリティ・システム構築までワンストップで対応します。

最新情報をお届けします

IT活用のヒントやお役立ち情報を定期的にお届けします。

相談のハードル、下げました

まずは気軽にご相談ください

「まだ具体的に決まっていない」「とりあえず話を聞きたい」でも大丈夫。プロトタイプを見ながら、一緒にアイデアを形にしていきましょう。

相談無料 オンライン対応 1週間でプロトタイプ