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AI・DX

Google Looker Studio入門|無料で始めるデータ可視化の教科書

2026年3月8日 約5分で読めます
この記事でわかること
  • Looker Studio(旧Googleデータポータル)の基本と無料で使える機能
  • GA4・Search Console・スプレッドシートとの連携方法
  • 初めてのダッシュボードの作り方(5ステップ)
  • 見やすいレポートのデザインルール
  • 実務で使えるテンプレート活用法

Looker Studioとは

Looker Studio(旧Googleデータポータル)は、Googleが提供する完全無料のBIツール・レポート作成ツールです。GA4、Search Console、Google広告、Googleスプレッドシートなどのデータソースと接続し、インタラクティブなダッシュボードを作成できます。

Looker Studioの特徴

特徴 詳細
費用 完全無料(Googleアカウントのみ必要)
データソース 800以上のコネクタ(Google系は標準搭載)
共有 URLを共有するだけで閲覧可能
リアルタイム データソースの更新を自動反映
レスポンシブ PC・タブレット・スマホ対応
テンプレート 公式・コミュニティのテンプレートが豊富

Excel報告との比較

比較項目 Excel月次報告 Looker Studio
作成頻度 毎月手動作成 初回のみ(以後自動更新)
作成時間 毎月3〜8時間 0時間(自動)
データの鮮度 先月のデータ リアルタイム〜前日
共有方法 メール添付 URLを送るだけ
グラフの操作 静的 フィルタ・日付変更が可能

よく使うデータソースの接続

GA4の接続

  1. Looker Studioを開く → 「作成」 → 「レポート」
  2. データソースの追加 → 「Google アナリティクス」
  3. 対象のGA4プロパティを選択 → 「接続」

GA4で取得できる主なデータ:

  • ユーザー数、セッション数、PV数
  • 流入元(オーガニック、広告、SNS、直接)
  • デバイス(PC/スマホ/タブレット)
  • ページ別PV、コンバージョン数

Search Consoleの接続

  1. データソースの追加 → 「Search Console」
  2. 対象のサイトを選択 → 「サイト インプレッション」を選択 → 「接続」

Search Consoleで取得できる主なデータ:

  • 検索クエリ(キーワード)、表示回数、クリック数
  • CTR(クリック率)、平均掲載順位
  • ページ別のパフォーマンス

Googleスプレッドシートの接続

  1. データソースの追加 → 「Google スプレッドシート」
  2. 対象のスプレッドシートとシートを選択 → 「接続」

活用例: 営業の売上データ、顧客リスト、KPI管理表などExcelで管理しているデータをLooker Studioで可視化

💬
Looker Studioで最初に作るべきダッシュボードは「Webマーケティングレポート」です。GA4とSearch Consoleを接続し、①PV推移、②流入元の内訳、③検索キーワードTOP10、④コンバージョン数を1画面に。これだけで毎月のWeb報告が自動化されます。作成時間は初回2〜3時間、以後は完全自動です。

初めてのダッシュボード作成(5ステップ)

Step 1: テンプレートで始める

ゼロから作るのではなく、Looker Studioのテンプレートギャラリーから目的に合ったテンプレートを選びましょう。

おすすめテンプレート:

  • GA4 Dashboard(公式):Webアクセス分析の定番
  • Search Console Report:SEOパフォーマンスの可視化
  • Google Ads Report:広告パフォーマンスの分析

Step 2: データソースの接続

テンプレートのデータソースを自社のものに差し替え。「リソース」→「追加済みのデータソースの管理」から変更。

Step 3: フィルターの設置

日付範囲セレクター(必須)を設置。期間の切り替え(今月/先月/過去7日等)ができるようにします。

Step 4: グラフのカスタマイズ

  • 不要なグラフを削除
  • 自社のKPIに合わせてグラフを追加・変更
  • 色をコーポレートカラーに統一

Step 5: 共有設定

「共有」ボタンから、閲覧者を追加。「リンクを知っている全員」にすれば、URLを送るだけで閲覧可能。

見やすいレポートの7つのルール

  1. 最重要数値は左上に配置(スコアカードで大きく表示)
  2. 色は3色以内(メインカラー + アクセントカラー + グレー)
  3. 1ページのグラフは6個以内(多すぎると情報過多)
  4. 日付フィルターを必ず設置(期間の切り替えを可能に)
  5. 前期比・目標比を表示(数値だけでは良し悪しが分からない)
  6. セクションを罫線で区切る(視覚的にグループ化)
  7. グラフタイトルに「何が分かるか」を書く(「PV推移」→「月間PVは順調に増加しているか?」)

実践:Webマーケティングダッシュボードの構成

位置 グラフ種類 内容
左上 スコアカード ユーザー数(前月比つき)
中央上 スコアカード CV数(前月比つき)
右上 スコアカード CVR(前月比つき)
左中 折れ線グラフ PV・ユーザーの日別推移
右中 円グラフ 流入元の内訳
左下 検索キーワードTOP20(クリック・表示・CTR・順位)
右下 棒グラフ デバイス別のセッション数
💬
Looker Studioのレポートを「作って満足」で終わらせないコツは、毎週月曜の朝に10分だけダッシュボードを確認する習慣をつけること。異常値(急なPV減少、CVR低下等)に気づくだけでも十分価値があります。スマホのブックマークに登録しておけば、通勤中にサッと確認できます。

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まとめ

  • Looker Studioは完全無料のBIツール。GA4・Search Console連携が最強
  • テンプレートから始めれば、初回2〜3時間でダッシュボードが完成
  • 毎月のExcel報告(3〜8時間)が完全自動化される
  • グラフは1ページ6個以内、最重要数値は左上に配置
  • 週1回10分のダッシュボード確認を習慣化

Looker Studio構築のご相談は、お問い合わせからお気軽にどうぞ。

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