システム開発は高い?6つの観点から市販製品との違いを見てみる

FUNBREWの金井です。

日々の業務を効率化するに当たって、システムを導入することは一般的です。

ただ何を導入したらいいのかわからない。

そんなお声もよく聞きます。

今回はシステム開発が高くなる理由、市販製品では対応できない理由など、システムを新たに導入するときの注意点について書いてみたいと思います。

またシステム開発と市販製品の対比を行っておりますが、ざっくりと理解するために、市販製品には月額定額のクラウドサービスなども含んでいます。

システム開発と市販製品の違い

項目システム開発市販製品
初期コスト
柔軟性
導入スピード
学習コスト
ランニングコスト
バージョンアップ

一つずつ見てみましょう。

初期コストでは市販製品のほうが安い

まずシステムを導入する前に、多くの企業がExcelでどうになかならないかと考えます。

Microsoft Officeは月額1000円程から使えますから、Excelのような市販製品は非常にコスパが良いと言えます。

一方、オーダーメイドでシステムを開発した場合、最低でも数十万円からかかると考えたほうが良いでしょう。

新しくシステムを導入するときは、世の中に出ている市販製品で対応できないか考えることは、コストの観点からは大事になってきます。

市販製品はシステム開発の柔軟性に勝てない

市販製品がシステム開発よりも安い理由は、完成品としてパッケージ化されているからです。

データをコピーして大量に販売するため、1つあたりの販売単価を下げることができます。

一方、システム開発はオーダーメイドです。

お客様のご要望を聞いて、それに合わせて作っていきます。

このように市販製品はすでに完成された製品で、基本的にはバージョンアップ以外では機能の追加や変更は行われません。

システム開発はお客様のために作るソフトなので、お客様が使いたいようにカスタマイズできます。

市販製品でもアドオンやプラグインのような言い方で、追加機能を購入できたり、追加で開発できたりするものもあります。

導入スピードは市販製品の方が圧倒的に早い

すぐに使って業務に活かしたい。

そう思うのは当然で、市販製品は購入したその日から利用できることがほとんどです。

クラウドサービスなら決済をした瞬間から利用できます。

システム開発はそうはいきません。

まずは何を作るのか、お客様のご要望を聞くところから始まります。

見積もりをし、開発をし、テストをし、リリースをします。

これらの行程を終えるには、最小限のシステムでも1ヶ月、規模によりますが、一般的には3ヶ月から1年ぐらいはかかります。

どれだけ予算があっても、すぐには作れないのがシステム開発です。

学習コストはシステム開発・市販製品によってバラバラ

一般的な市販製品はマニュアルが付属します。

クラウドサービスならネット上にドキュメントが用意されていることがほとんどです。

市販製品にはこういった説明書が用意されているので、基本的には時間をかけて読めば理解できるものになっています。

しかし、市販製品はどの会社の業務にも対応できるようにするため、必要以上に高機能であったり、項目や機能が一般化されていることがあります。

つまり、無駄な機能があったり、自社にとっては非行率な操作があったりすることもしばしばです。

機能の把握や慣れのために、多少の時間が必要になることもあります。

システム開発の場合はマニュアル作成も工数に入るため、不要であればその分だけ費用を浮かすことができます。

その代わり、お客様の方でメモを取ったり、社内用マニュアルを作成する必要が出てきます。

マニュアルを不要にする理由はコスト面の問題もありますが、そもそもお客様のご要望に合わせて作っているので、完成時には使い方がわかっていることも理由の1つになります。

このようにシステムやソフトによってそれぞれ変わってくるので、導入前には注意が必要です。

ランニングコストはシステム開発の方が安くなることが多い

市販製品の場合はパソコン毎にライセンスを購入したり、ウェブ上のサービスであれば、1ライセンス月額でいくらという形が多いでしょう。

システム開発は初期費用がかかりますが、一度導入すればそれ以上の費用がかからないこともあります。

細かいところでは、サーバーを利用したり、セキュリティアップデートをしたりなどの保守費用がかかることもあります。

実際には開発会社の提案次第であり、そういった費用ができるだけかからないような開発も可能です。

またサーバーの費用はかかりますが、従業員が何人何時間利用しても、自社のソフトなのでそれ以上のコストはかかりません。

ソフトであれば、自社内で複製して使用する分には問題なく認められるでしょう。

そういった意味でのランニングコストはシステム開発のほうが安くなります。

バージョンアップはシステム開発のほうが早いことが多い

市販のシステムは自社の製品ではないので、バージョンアップをするかしないかは、サービスを提供している会社次第になります。

システム開発の場合は、初期開発が完了していることが前提になります。

保守や追加開発を依頼しているなら、市販製品よりも早くバージョンアップがされるでしょう。

もちろん、開発する機能や予算によっても違ってきますが、少なくともお金を払って依頼しているので、バージョンアップがされないということはありません。

市販製品だとそういった部分のコントロールはできず、要望を出したり、バグ報告をするに留まることになります。

システム開発と市販製品、どちらを選ぶべきか

どちらのシステムを選ぶべきかは、御社の状況によって変わるでしょう。

参考までに以下のチェックリストに照らし合わせて考えてみてください。

市販製品を選ぶ4つの理由
  • 初期費用をかけたくない
  • よくある業務である(勤怠管理のような)
  • 今すぐ使いたい
  • 1人でしか使わない
システム開発を選ぶ4つの理由
  • 数十万円以上の予算がある
  • 自社独自の業務を改善したい
  • 少し時間がかかっても良い
  • 複数人(もしくは全社)で利用したい

金井 泰樹のアバター 金井 泰樹 FUNBREW代表

FUNBREWの代表。
新卒からIT系の企業に勤め、SES、スマホアプリ開発、自社開発の会社で経験を積んで独立。
新卒時代にエンジニアとしてのキャリアを積むのに失敗し、その後に苦労した経験から、現在教育事業の立ち上げを準備中。
強みはウェブシステム開発全般と迅速なレスポンスです。

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