初心者がLaravelの学習をするときの方法と順番について

ファンブリューの金井です。

エンジニアをしていると様々な技術に目移りしがちですが、最近はもっぱらLaravelを使ってシステムを組んでいます。

Laravelの良いところは、昔ながらのフルスタックフレームワークとしても、SPAなどの新しい技術を取り入れたモダンな開発も、両方ができてしまうところだと思っています。

ところでそんなLaravelですが、2023年にメジャーバージョン10がリリースされました。

何の話かと言いますと、Laravelも歴史のあるフレームワークになり、豊富な機能が用意されているのですが、初学者が学ぶには少しとっつきづらくなってきています。

この記事は全くLaravelを知らない人が何から学べば良いのか、また理解が進んできた段階での学び方などをご紹介します。

目次

初心者には動画教材がおすすめ

Laravel公式にはチュートリアルがない

実はLaravelの公式サイトにはチュートリアルがありません。

機能の詳細はドキュメント化されているのですが、インストール以降の手ほどきは特にないのが現状です。

上から下までドキュメントを読んでいくというやり方もありますが、間違いなく初心者向けではないでしょう。

(Railsなどの他のフレームワークの経験がある方なら、そういうやり方もあります。)

書籍では情報が古いことがある

昔から書籍は信頼性や網羅性が高く、学習の手段としては良い方法でした。

ことLaravelに関しては、Laravel自体のアップデートも早く、エンジニアの技術の中の1つなので、流行りの言語やライブラリになどに比べて、頻繁に新しい書籍が販売されるわけではありません。

そう考えると、書籍での学び方は、「もしかしたら最新版とは違っているかもしれない」ということを念頭に置いて学ぶ必要があります。

もし書籍を使った方法を考えているのであれば、Laravelの基本機能は変わっていないので、コアな部分を学ぶと割り切って学習すると良いでしょう。

ただし、コア部分とは何なのか、その判断が初学者の方には難しいかもしれませんので、書籍で学ぶときは記載のバージョンにしっかり合わせて学習すると、最新版との違いなどでエラーになるといったことが少なくなるでしょう。

動画教材なら最新の情報もある

YoutubeやUdemy、LaravelならLaracastといったサービスを利用すれば、動画でLaravelの学習ができます。

動画で学ぶメリットとしては、海外も含めると新しい情報にキャッチアップしている教材が少なからずあるというところです。

書籍では企画して校正して出版という流れを踏むので、やはり世に出るまでのラグが必ず発生します。

しかし、動画であれば、ネットにアップするだけで公開することができますので、そういった理由で最新の情報を得るには良い媒体と言えるでしょう。

同様に新しいものが好きなエンジニアのブログを見れば書籍の代わりにもなりますが、散逸的だったり、内容が間違っている可能性もあります。

動画でも間違った内容が公開されている可能性だって少なくはありませんが、Udemyなどの有料教材であれば、動画の質が講師の評価にもつながるため、熱心な講師なら必ず差し替えが行われるでしょう。

Youtubeなどの無料のサービスでも良質なコンテンツは見られますが、Udemyのような有料コンテンツの方がクオリティが高く、また広告もないので集中して学習ができると思います。

(Youtubeでも有料なら広告なしで見れるので、コスパはいいかもしれません。)

慣れてきたら公式サイトとLaravel Newsで

Laravel公式サイトは拾い読みがおすすめ

何となくLaravelのことがわかってきて、雰囲気でもシステムが動かせるようになれば、やはりLaravelの公式サイトを見ていくのが良いでしょう。

ドキュメントが豊富で誤りがなく、有志によって日本語化もされているので、Laravelの知識をさらに深めるためには欠かすことができません。

ただし、Laravel公式サイトの欠点としては、一つのページに全ての説明を詰め込む節があることです。

リファレンス的に公式サイトを利用しようと思ったとき、ページが長すぎて目的の情報に辿り着くまでに時間がかかります。

そういった場合はQiitaやZennなどのサイトでキーワードを調べながら、Laravelの公式サイトで検索して、裏付けを取ると良いでしょう。

この学習段階であっても、Laravel公式サイトを全て読み込むというのは効率が良いとは思いません。

Laravelには様々な機能があるので、章の一覧を眺めるだけでも新しい技術の把握に役立ちます。

詳細ページでは概要だけ把握し、ネットで他のサイトからも情報を仕入れながら、またLaravelの公式サイトを読んで、ということを繰り返して、知識を補完していくのが良いかと思います。

Laravel Newsでニュースをチェックする

Laravel Newsというサイトがあり、名前の通りLaravelに関するニュースをかなりの頻度で更新しています。

このサイトを毎日見ているだけでLaravelのアップデート情報や新機能、新しいパッケージの紹介など、様々な情報が仕入れられます。

初学者向けの情報もありますが、ベースはLaravelの基本を理解している中級者以上向けであり、さらに英語のサイトになるので、このあたりは慣れが必要です。

Laravel Newsも全ての情報を追いかけるのは大変なので、ブログの見出しだけでも確認して、気になるものがあれば読み込むと効率が良いです。

スポットで問題解決をするならLaracasts

エンジニアならエラー文でググったり、実装したい内容に合わせて英語での検索も行っているかと思います。

Laravelに関しては、Laracastsというコミュニティの掲示板が有名で、検索すると大体の情報がこのLaracastsでヒットします。

Laracastsの情報はStack Overflowのようなもので、情報の精度も同程度だと考えてもらっていいでしょう。

ただLaracastsはLaravelに特化しているのが特徴です。

注意すべき点は、質問と回答が既に古くなっているものが多数あることです。

今でも十分通用するものも多いですが、情報の鮮度には十分注意して参考にする必要があります。

PHPとLaravelの違いを意識する

PHPもどんどんとバージョンが上がり、他の言語にもあるようなモダンな書き方ができるようになりました。

初学者の方はLaravelと共にPHPの学習をすることも多いと思いますので、PHPの文法の問題なのか、それともLaravelの機能を理解できていないのか、うまく切り分ける必要があります。

PHPの情報については、やはり公式サイトが一番詳しいでしょう。

https://www.php.net/

ただし、公式にありがちな冗長なところもありますので、こちらもLaravelと同様に他の媒体で情報を仕入れながら、公式で確認するのが良いでしょう。

PHPが体系的に学べるサイトがまた見つかりましたら、追記したいと思います。

最後に

エンジニアの学習は本当に効率重視に偏ってきており、いかに素早く新しい知識を取り入れられるかになってきています。

とはいえ、効率を求めて情報収集していたつもりが、実は全然学習の効率につながっていなかった、ということはよくあります。

これについては、本当にエンジニアとしての経験がものを言います。

検索した結果で表示したページが、最終的に問題につながりそうかどうかは、そのページの数行を読めば判断できたりします。

もちろん、コツもありますので、それはまた別の機会でご紹介したいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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金井 泰樹のアバター 金井 泰樹 FUNBREW代表

FUNBREWの代表。
新卒からIT系の企業に勤め、SES、スマホアプリ開発、自社開発の会社で経験を積んで独立。
新卒時代にエンジニアとしてのキャリアを積むのに失敗し、その後に苦労した経験から、現在教育事業の立ち上げを準備中。
強みはウェブシステム開発全般と迅速なレスポンスです。

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