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なぜ御社のシステムは他社に切り替えられないのか。ベンダーロックインとは

2023 1/30
会話形式 疑問シリーズ
2023年1月30日 2023年1月30日

システム開発のやり方は無数にあり、本当に無限と言えるほどの技術の組み合わせがあります。

システムの種類によっては選択肢がないこともありますが、大概のシステムは様々な手段で開発することができます。

ベンダーロックインとは、ある特定の技術を使っているがゆえに、他のシステム会社に切り替えられないことを言います。

システム開発でなぜそんなことが起こるのか、いくつか例を挙げながらご紹介します。

登場人物
藤沢真人

藤沢真人、IT業界20年のベテランエンジニアで40歳。

請負開発の会社でプログラマー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーとしての経験を積む。

その後、中小企業のIT支援をするために小さな会社を設立。

現在はITを活用したい会社のためのアドバイザーとして、複数の会社のコンサルティング業務を行なっている。

モットーは「すべての会社にITを」。


大船清

小さなウェブ制作会社に勤める営業マン、52歳。お願い上手のお調子者。

営業歴30年の超ベテランだが、気軽に相談しやすいことから、サイト制作以外の話もよく受けている。

ただ専門的なことはわからないので、いつも真人にお願いして困らせている。

口癖は「仲の良いお客さんだから断れないんだよ。」

目次

システム開発の会社を他社に切り替えられないのはなぜ?

大船さん

真人君!

真人

大船さん、本日はどうされました?

大船さん

僕のお客さんが、システムの管理を違う会社にお願いしたいって言ってるんだけど。

真人

なるほど。
一般的には開発した会社が保守をそのまま担うのが一番効率が良いのですが。

真人

何か理由があるんでしょうか?

大船さん

保守費用が高いらしくて、他社に切り替えたいとかで。
だけど他のシステム会社には断られたそうだ。

真人

そうでしたか…。
少し難しい問題ですが、一つずつ確認しましょう。

そのシステムにはどんな技術が使われているのか

真人

まずは運用しているシステムがどんな技術を使っているか確認しましょう。

大船さん

多分、お客さんもよく知らないだろうから、保守している会社に確認してもらうよ。


大船さん

回答がきたよ。
どうやら、その会社の独自フレームワークのようだね。

真人

そうですか…。
ということは、ネットで調べても情報は出てきませんね。

大船さん

うん?
システムのことなんて、ネットで調べてもわからないでしょ?

真人

そうとも限りませんよ。
近年ではOSS(オープンソースソフトウェア)を使って開発することが増えていますから。

大船さん

OSS…。
なんか聞いたことあるな。

真人

大船さんは絶対知っておいてください。
IT業界では避けて通れません。

真人

OSSとは簡単にいうと無料で使える技術だと思ってください。
プログラミング言語も、ウェブシステムを開発するためのフレームワークも、今やほとんどがOSSです。

大船さん

そうなのか。

真人

ええ。
有名なOSSを使うメリットは、多くの技術者が習得していること、またネット上で公開されていることから、多くのエンジニアが協力して改善を行っていることです。

大船さん

ふーん。

真人

話を戻しますが、有名なOSSを使ったシステムであれば、使い方がネットで調べられる可能性が高いです。

大船さん

なるほど、システムを引き継ぐにあたって、OSSなら調査のコストを抑えられる可能性があるわけか。

真人

エンジニアなら誰もが知っている技術であれば、それだけでもシステムの改修は楽になることが想像できます。

大船さん

それが誰も知らない技術を使っているとしたら…?

真人

一から調査をする羽目になります…。
調べるときのとっかかりは開発の資料ですが、もしなければ何もわからないままコードを読んでいくしかありません。

大船さん

今回、独自の技術を使っているということは…

真人

調査コストは高くなるでしょうね。

大船さん

他のシステム会社に断られた原因はそこか…。

OSSを使ってないシステムはほとんどない

システム開発のコストは昔に比べてだいぶ下がりました。その理由にはOSSの利用が増えたこともあります。

OSSのメリットは、何よりも無料で使えること、そして洗練されていることにあります。

例えば、100人の従業員のいる会社が作ったフレームワークと、英語圏なども含める全世界のエンジニアが作っているフレームワークを比べたとき、どちらの方が品質が高いでしょうか。

世界中で使われる技術をうまく使えば、品質が高く早くシステムを作ることができます。

つまり、現在のシステム開発においてOSSを使わない理由はないのです。

保守のための資料が手に入るか

大船さん

やはり、切り替えにあたって調査が必要になるか。

真人

そうとも限りませんよ。
保守のための資料が手に入れば、それをもとに引き継ぐこともできます。

大船さん

保守の資料はお客さんに聞いたらわかるのかい?

真人

いえ、実際に保守をしているのは、現在依頼をしているシステム会社です。
ですから、問い合わせるのシステム会社の方になります。

大船さん

あっ、そうか。

大船さん

でもさ、他に切り替えるから保守のやり方を教えてくれって言ってるわけだよね…。

真人

まぁ、そうなんですけど…。
そこは簡単に保守を辞めるという話だけでは終わらないでしょう。

真人

システム会社から保守のための情報をもらうために、ドキュメントの費用をお支払いすることもありますし、お客さん管理のサーバーでないなら、移行費用なども発生する可能性があります。

大船さん

それって、どれぐらいのコストになるんだろうか?

真人

サーバー移行作業の相場は最低でも20万円ぐらいからですね。
台数が多かったり、複雑な設計であればさらに費用がかかってきます。

真人

ドキュメントの費用についても、同じぐらいの金額は見ておいた方がいいです。

大船さん

うーん、マニュアルみたいなものに20万円と言われるとなぁ…。
高い気がするけど。

真人

気持ちはわかりますが、ドキュメントにはシステム会社のノウハウが詰まっています。
今まで試行錯誤して安定運用まで持っていった情報が入ってるんですよ。

大船さん

貴重な情報が入ってるというなら、高くもないのか。

真人

ええ、問題は資料をもらえない場合ですね…。

大船さん

そんなことってあるのかい?

真人

はい、先に言った通り、システム会社のノウハウが詰まっているんです。
渡したくないという気持ちもわからないこともないでしょう。

大船さん

確かに気持ちはわかるけど、渡せないというのは困るよなぁ。

真人

あとは作業が職人化しているケースもあります。

大船さん

職人?

真人

ええ、保守するシステムが複雑で、様々な問題が発生するものであればあるほど、職人化するケースが高いです。

大船さん

よくわからないんだが…。

真人

例えば、そのシステムを保守するのに慣れが必要だったり、作業内容が高度でエンジニアとしての技量が問われるような状況のことです。

大船さん

…つまり、どういうこと?

真人

うまくマニュアル化できないということですよ。

大船さん

えっ、なんで?

真人

対応方法のパターンが多すぎて複雑だとして、全てをドキュメントに書くのは現実的ではありません。
決まった保守作業だけであれば問題ありませんが、すぐに対応が求められているときに、辞書のようにマニュアルの中からパターンを探すのは効率が悪いと思いませんか?

大船さん

それは…そうだね。

真人

ですから、もしマニュアル化できたとしても定形業務だけで、あとはエンジニアの対応力次第ということになります。

大船さん

なるほど、保守に高度な技量が求められる場合、マニュアルだけでは対応できないというわけだ。

真人

はい、うまく引き継ぎたいなら、保守をしているエンジニアさんからレクチャーを受けることも視野に入ってきます。

大船さん

引き継ぎのために、エンジニアの技術料が発生するということだね?

真人

ええ、どれぐらいの期間が必要かはなんとも言えませんが…。
場合によっては現場にエンジニアを派遣することも必要になります。

トラブルになるぐらいならそのままの方が良いことも

大船さん

今までの話だと移行は無理なんじゃないか。
このまま運用するしかないのかい?

真人

他にも手はありますが、許容できるなら引き続き運用するということも考えられます。

大船さん

いや、でもさ。
会社を切り替えたいと言うからには、許容できないからだと思うけど。

真人

ええ…。
ただ安易に切り替えると、引き継ぎ後のトラブルもあり得ます。

大船さん

それは引き継げたとは言えないのでは?

真人

て、手厳しいですね…。
そうは言っても、資料もなしに引き継いだとなったら、すべてを把握するのに相当の時間がかかります。

大船さん

うーん、気持ちはわかるけど。

真人

つまり、移行費や保守費を高くしないと、運用する側としては割に合わないと考えるでしょう。

大船さん

それじゃあ、意味がないよね。

トータルコストで考える

保守費が高いという理由で他のシステム会社に切り替えるには、トータルのコストで考える必要が出てきます。

移行費、引き継ぎのための資料などのイニシャルコスト、移行完了後から始まる本当の保守費を含めて、保守会社の切り替えに意味があるのか検討しなければなりません。

再構築とどちらが費用を抑えられるか

大船さん

トラブルになる可能性も理解したよ…。
ところで、さっき話してた他の手はどういったものなの?

真人

…システムの作り直しです。

大船さん

…ちょっと乱暴じゃないかい?

真人

いえ、古いシステムなら、それ以外の方法はありません。

真人

システム開発も家と同じだと思ってください。
当時は流行りだった最新の設備も、時間が経てば色褪せてきます。
時代にそぐわなくなるでしょう。

大船さん

家だったら、内装工事や増築もできるでしょ?

真人

システムでも可能ですよ。
ただ、既に傾いている家を補修するかどうかは、悩むところだと思いませんか?

大船さん

まぁ、そうだね…。

真人

ただ、システムは家ほど目に見えて分かりやいものではありません。
家屋調査にも専門家が調査をするものですが、システムも同じです。

真人

その結果、作り直した方がいいと言う結論になることもあるでしょう。

大船さん

それはわかるけど、システムを使ってサービスを提供しているなら、再構築の間はシステムが使えなくなるじゃないか。

真人

良い指摘ですね。
システムの場合は物理的な場所にあまり影響されないので、今動いているシステムを運用しながら、新しいシステムを作ります。

大船さん

新規で作る以外にも、現在の保守費も費用ってこと?

真人

そうなりますね。

大船さん

…

真人

無言になるのやめて欲しいんだけど。

再構築の費用はどうしてもかかる

システムも長年運用をしていれば、どうしても時代にそぐわなくなってきます。

安定していて、セキュリティに問題なく、保守も容易であれば、そのままでも全く問題はありません。

でもそうでないなら、システムの古さは改修だけでどうにかなることはありません。

その時は再構築が検討されるのですが、既存システムと新規構築の並行稼働により、どうしてもコストは高くなります。

既存のシステムがどれだけの価値を生み出しているかによりますが、場合によっては運用を止める選択肢も出てくるでしょう。

まずはシステム会社に相談すること

真人

えっと、大船さん?
機嫌が悪そうですね…。

大船さん

…そんなことはないよ。

真人

…お伝えできることは、お伝えしました。
これからどうしていくか、システム会社といっしょに考えることもできますから、まずはご相談ください。
今のシステムがどういう状況なのか、確認することが大事ですから。

大船さん

そうだよね。
ありがとう!

真人

また不機嫌なフリだった…

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金井 泰樹のアバター 金井 泰樹 FUNBREW代表

FUNBREWの代表。
新卒からIT系の企業に勤め、SES、スマホアプリ開発、自社開発の会社で経験を積んで独立。
新卒時代にエンジニアとしてのキャリアを積むのに失敗し、その後に苦労した経験から、現在教育事業の立ち上げを準備中。
強みはウェブシステム開発全般と迅速なレスポンスです。

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