ファンブリューの金井です。
お客様の提案の1つとして、最近はノーコードツールを触り続けています。
私がノーコードを選ぶ際の基準として、必ずOSSであるという前提で調査をしております。
今回は日本国内の企業である、インプリム様が提供されている、プリザンターというツールをご紹介します。
圧倒的簡単さが魅力
無料のフリープランとデモ環境で十分に検証できる
プリザンターのメリットは何といっても手軽に試せること。
インプリム社が提供するクラウドのフリープランであれば、3人まで無料で利用ができます。
若干の制限はありますが、ひとまず試してみるとしても十分に検証できます。
もし、4人以上で検証したいのであれば、デモ環境の依頼すればすぐに用意してくれます。
どちらにしろ、簡単に検証できるというのは、今後、一生付き合っていくかもしれないツールを選定するのに非常に大事なことです。
使い始めるには、ただテンプレートを選択するだけ
ノーコードツールでは、まずはどんなデータを扱って、どんな画面にしていくか、そういった設計や設定の部分が必ず必要です。
ところが、プリザンターの場合は豊富なテンプレートが用意されており、1つ選べばもう使い始めることができます。
私も初めて触った時に他にも設定が必要なのかと思い、いろいろと画面を触っていたのですが、結論を言うと、自社の業務に合ったテンプレートを探すだけで使えます。
最初の段階では、他に必要なことはありません。
もちろん、後に細かい設定はしていくべきですが、新規でデータを追加したり、一覧で見たりといった基本的なことはテンプレートを選んで作成すればできるようになります。
この機能はまさにノーコードと言える手軽さを体現しているかと思います。
開発もできて連携にも強い
独自テンプレートの定義ができる
テンプレートを選ぶだけですぐに使えるのがプリザンターの良いところですが、自社の業務に合わせて独自にテンプレートを用意したい場合があります。
その際にもこちらに手順が載っているので、慣れてしまえばエンジニアでなくても追加ができそうです。
https://pleasanter.org/manual/faq-original-template-json
スクリプトが利用できる
スクリプトはフロントとサーバーサイドの両方が利用できます。
プリザンター自体はC#がメインの実装ですが、スクリプトはJavascriptで書くことができます。
画面操作だけでは実現できないビジネスロジックを書くために利用することになるでしょう。
API
APIも用意されており、プリザンターをデータベースとして一元化するにも便利です。
他システムとの連携を考えるのであればAPIは必須と言えます。
セルフホスティングが可能
OSSなので自社でサーバーを構築して運用することが可能です。
テーブルの項目数やAGPLの制限はありますが、そこが気になるぐらいまで使い込むようであれば、エンタープライズエディションを検討するのが良いでしょう。
https://pleasanter.org/enterprise
何にせよ、プリビルドされたシステムがほとんど無料で使えるというのは非常に魅力的かと思います。
最後に
まだ触ったばかりで内容が薄いですが、かなり良いものだと感じましたので、早速記事にまとめました。
いろんな機能がありますので、引き続き利用してみて、また追記していきたいと考えております。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。
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