『え、要件定義いらないの?』ファンブリュー式・共創型見積もりの秘密

ファンブリューの金井です。

システム開発をご検討中の企業ご担当者さまの中には、こんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

  • ざっくりとしたイメージはあるけど、仕様の細部までは決めきれていない
  • 他社に相談したら「まず要件定義が必要」と言われ、見積もりすら出してもらえなかった
  • 要件を詰めたら見積額が予算をはるかに超え、開発自体を断念した

私たちファンブリューにも、これまでにこうしたご相談が数多く寄せられてきました。

では、なぜ私たちは詳細な要件定義が固まっていない段階でも、「この予算で実現できます」とご提案できるのでしょうか?

今回は、その理由と、私たちの開発スタイルについて率直にお話しします。

目次

一般的な見積もりの“壁”とは?

システム開発においては、一般的に、見積もりを出すためにかなり細かい要件の確定が求められます。

  • 各画面の構成、入力項目やボタンの数
  • 入力制御やバリデーションの内容
  • 外部連携の仕様(APIなど)
  • 権限やログといった非機能要件

こうした要件を詰めるには、数十〜数百時間が必要になり、コストも数十万〜百万円規模になることが多いです。

しかも、それによって出てくる見積は「それ以外のことはやらない」という契約でもあります。

細部まで決めすぎることが、むしろ柔軟性を損なう原因になる。
これが、私たちが避けたい状況です。

ファンブリューが見るのは「ご予算で何ができるか」

ファンブリューでは、お客様からのご相談を受けた際、最初に見るのは**「その予算感で何が実現できそうか」**というポイントです。

仕様のすべてを見積もるのではなく、開発ボリュームや技術的な複雑さから全体感を掴み、

「このご予算なら、こういう構成が現実的です」
「もう少しコストを抑えるには、ここをシンプルにしましょう」

といった方向性をスピーディにご提案します。

仕様が固まっていないからこそ、一緒に考えます

機能がまだぼんやりしていても、問題ありません。
むしろ、目的とご予算に応じて、最も効果的な構成を一緒に模索していくのが私たちのスタイルです。

よくある進行イメージは次のようになります。

  • スモールスタートで必要最小限の機能から構築
  • プロトタイプを動かしながら方向性を明確にする
  • フィードバックを反映しながら段階的に拡張

「正確な見積」は安心感ではなく、制約の始まり

「正確な見積もりを出す会社=信頼できる会社」と思われがちですが、
実際には「その内容から外れるとすべて追加費用」ということでもあります。

その結果、お客様にとっても開発側にとっても柔軟な対応が難しくなり、両者がストレスを抱えることに。

ファンブリューでは、あえて初期段階から細部まで固めることはせず、途中での発見や仕様の変更にも対応できる余地を残した開発を行っています。

なお、私たちはローコードやノーコードといった特定の開発手法には依存していません。
拡張性や保守性を重視し、将来的な柔軟な対応を可能にするため、すべて自社で設計・実装する開発スタイルです。

予算感を伺うのは、”膨らませるため”ではなく、”収めるため”

「予算を言うと、それに合わせて高くされそう…」と心配される方もいらっしゃいます。

でも、私たちが予算感を先にお伺いするのは、

「その中でどこまで実現できるか、真剣に考えたいから」

です。

私たちは、決められた予算の中で最大限の価値を届ける設計力こそが、システム開発会社としての腕の見せどころだと考えています。

「この金額で最高の一皿をお願いします」と言われた料理人のように、限られた条件の中でベストな提案をする。
それが、ファンブリューのスタンスです。

【実例】仕様未確定のままスタートし、スムーズに進行したプロジェクト

以前、ある企業様から「新サービスを立ち上げたいが、仕様はまだこれから」というご相談を受けました。

通常であれば「まず要件定義をしてからご相談を」と言われがちですが、私たちはその場でヒアリングを行い、想定されるシナリオを共有。

簡単な画面ラフをお見せしながら、概算費用とスケジュールを提示し、約1ヶ月後には初期プロトタイプを納品。
その後フィードバックを重ね、約半年で正式リリースへとつながりました。

これは、詳細な要件定義を省いたからこそ、スピード感と柔軟性を両立できた好例です。

システム開発に必要なのは「完成図」ではなく「実現したい未来」

私たちは、「何を作るか」ではなく、「何を実現したいのか」という本質的な目的に向き合いたいと考えています。

完璧な仕様書よりも、ざっくりとしたビジョンと、上限のある予算
それがあれば、最適な落としどころを一緒に見つけていけます。

それがファンブリューの開発スタイルです。

まとめ、信頼の形を、もっと自由に

  • 詳細な要件がなくても、予算に応じた現実的な提案ができる
  • 正確さよりも、途中変更に強い柔軟性を重視
  • お客様の目的に本気で向き合うことで、無駄な開発をしない
  • ファンブリューは、ローコードに頼らず”必要なものを、必要なだけ”届けるシステム開発会社です

まだ仕様が固まっていない方へ。まずはご相談ください

「まだちゃんと決まってないし、相談してもいいのかな…?」

むしろ、そういった段階の方こそ、私たちの出番です。
ファンブリューでは、開発前の不安や悩みに丁寧に寄り添い、一緒に最初の一歩を見つけていきます。

まずはお気軽にご相談ください。

金井 泰樹のアバター 金井 泰樹 FUNBREW代表

FUNBREWの代表。
新卒からIT系の企業に勤め、SES、スマホアプリ開発、自社開発の会社で経験を積んで独立。
新卒時代にエンジニアとしてのキャリアを積むのに失敗し、その後に苦労した経験から、現在教育事業の立ち上げを準備中。
強みはウェブシステム開発全般と迅速なレスポンスです。

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